Vol.2 着物の柄(宝尽くし/雪輪)
- hapure3749

- 1月23日
- 読了時間: 2分
日本人は「シャイ」「自己主張が弱い」と語られることが多いものの、実際には思いや願いをさまざまな形に託し気持ちを伝え合ってきた文化があります。 とりわけ“空気を読む”社会では、言葉にせずとも伝わる象徴や意匠が重要な役割を果たしてきました。
その代表が、古来より受け継がれてきた文様です。 伝統的な柄は長い歴史の中で意味が共有されてきたため、装いの中で確かなメッセージとして機能します。 着物の柄にも、そうした象徴的な文様が数多く見られます。 ここでは、いくつかを数回に分けてご紹介していきます。
●宝尽くし
吉祥文様の1つで中国の八宝を由来とし、それが日本独自のものに変化していきました。
宝として「打ち出の小槌、隠れ蓑、宝珠、巾着、丁子、巻物、七宝、分銅、鍵」がよく登場しますが、宝の組み合わせを変えてよりメッセージ性を強める場合もあります。
室町時代に伝わり、江戸時代に流行した文様。
●雪輪
雪の輪郭を現しており、自然由来のモチーフでありながら幾何学的な造形から
フレームに見立てて使われることもあります。
季節的に冬の印象があるかと思いますが、夏に涼感を演出するために用いたり
通年使用されています。
平安時代からモチーフとしてあり、雪輪として完成したのは室町時代と言われています。






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